プライベートスペースにおいてアクセスを許可するユーザーを登録します。
アクセス許可への追加が必要なユーザー
対象ユーザーにどの権限を付与するかによって、アクセス許可設定の必要可否が異なります。
管理者 | アクセス許可への追加は必要ありません。ユーザーリストで管理者となっているユーザーは、アクセス許可設定にかかわらずアクセスできます。 |
メンバー | プライベートスペースの場合、アクセス許可への追加が必要です。 |
来訪者 | プライベートスペースの場合、アクセス許可への追加が必要です。 |
ゲスト | アクセス許可への追加は必要ありません。会議室の招待リンクを用いて会議室のみにアクセスできます。 |
アクセス許可へ追加できる項目
メールアドレス | メールドメインやメールアドレスでユーザーを指定できます。 |
SSO | SAML認証などを用いてユーザーを指定できます。メンバーとしてアクセス許可する場合のみ利用可能です。 |
スペースパスワード |
スペース独自のパスワードを設定し、アクセス時に合致するパスワードを入力したユーザーのアクセスを許可します。 ※ここで設定したパスワードは、ユーザーリストに追加されていない(またはゲストとして追加されている)ユーザーにのみに入力を求めます。既にスペースのメンバーや来訪者である場合は、パスワード入力が求められることなくスペースへアクセスできます。 |
IPアドレス | グローバルIPアドレスでアクセスを許可する環境を指定できます。 |
スペースにアクセスするユーザーは、アクセス許可設定によるアクセス可否一覧に基づいてアクセス可否が判定されます。
設定画面の確認
1. スペースヘッダーの三本マークをクリックし、「スペース」タブを選択
※組織オーナーではない場合、タブ選択は不要です。
2. スペースの設定→「アクセス許可」
3. 権限ごとのアクセス許可画面を開く
来訪者権限を管理する場合:「来訪者としてアクセスを許可」の各項目を操作します。
メンバー権限を管理する場合:「メンバーとしてアクセスを許可」の各項目を操作します。
メールアドレスでの認証
1. 「メールアドレスでの認証」をクリック
2. 「追加」をクリックし操作方法を選択して追加
手入力で追加 |
メールアドレスを入力しエンターキーを押下すると入力値に背景色がつきます。この状態で保存が可能です。 |
CSVファイルで一括追加 | メールアドレス、ドメインが記載されたCSVをローカルから選択すると、oviceの追加画面に反映されます。 |
3. 内容を確認して「保存」をクリック
- メールアドレス、ドメインを合計して最大10000件まで登録可能です。
SSOでの認証
1. メンバーの「メールアドレスでの認証」をクリック
2. 「SSO認証」タブを開く
3. 「SSO認証のアクティベート」にて、アクセス許可する認証方式をチェック
4. 「保存」をクリック
- 各SSOの設定方法はSSO認証を参照してください。
- 許可した認証方式を利用したユーザーは、メンバーとしてアクセスします。
パスワードでの認証
1. 「パスワードでの認証」をクリック
2. 「パスワードを登録」の「追加」ボタンをクリック
3. パスワード(2回)とメモを入力
4. 「保存」をクリック
- 複数設定した場合はOR条件で判定されます。
- 1文字から設定可能で、記号や文字数の制限はありません。
- スペース利用者へパスワードをお伝え下さい。
IPアドレスでの認証
1. 「IPアドレスでの認証」をクリック
2. 「IPアドレスでの認証」の「追加」ボタンをクリック
3. IPアドレスを入力しエンターキーを押下
※表計算ソフトからコピー&ペーストで一括入力できます。
※CIDR表記による範囲指定もできます。
4. 「保存」をクリック
登録内容の削除
メールアドレス | 個別に削除 | 各項目のゴミ箱ボタンをクリックします。 |
すべての登録を削除 |
「削除」ボタンをクリックし「すべて削除」を選択します。 |
|
CSVファイルを用いた削除 |
「削除」ボタンをクリックし「CSVファイルで一括削除」を選択します。 CSVに含まれるアドレスやドメインのうち、oviceへの登録に合致するデータのみ抽出されるので内容を確認し「削除」をクリックします。 |
|
SSO | アクティベートしたSSO認証のチェックを外します。 | |
スペースパスワード | 各項目のゴミ箱ボタンをクリックします。 | |
IPアドレス | 各項目のゴミ箱ボタンをクリックします。 |
CSVファイルダウンロード
メンバー、来訪者それぞれの「メールアドレスでの認証」情報をCSVファイルでダウンロードします。
各画面で「CSVファイルダウンロード」>「エクスポート」をクリックします。
操作を行ったユーザーのメールアドレス宛に以下のメールが送信されます。
件名:アクセス許可(○○)のエクスポートが完了しました
送信元:no-reply@mg.ovice.io
Tips
- 階層構造をご利用でアクセス許可の内容を他フロアへ引用する場合は、他フロアのアクセス制限の引用を参照してください。
-
メールドメイン、メールアドレス、SSOはOR条件で判定されます。
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パスワードとIPアドレスは他のアクセス許可設定項目とAND条件で判定されます。